体外寄生虫・全般
ノミ
この厄介な生き物は、おそらく体外寄生虫の中でもっともよく知られた存在です。
ノミの成虫は幾千幾万もの幼虫を生みますので、
ノミの蔓延をくいとめるのは容易なことではありません。
ねこにとってノミはとりわけ煩わしいものです。
ノミは猫を咬んで血を吸い、ノミの唾液が猫の体内に入って
皮膚アレルギーを起こすことがあります。
激しい痒みを引き起こしますので、
猫が皮膚をひっかくと、炎症を起こして時には肌が裂け、
かさぶたになることもあります。
ダニ
この吸血動物も、広く知られた体外寄生生物です。
ダニは血液によって生きており、
卵を産んでさらに多くのダニを孵化させるために、
血を必要としています。
ダニがもっともよく見られるのは、樹木がうっそうと茂った地帯か、
草の生えた野原です。
ダニは芝や雑草の先端にしがみつき、
次の宿主の温かい身体にとびつこうと待ち構えています。
ダニはライム病やロッキー山発疹熱などいくつかの感染症を媒介します。
しかし猫の場合、サイトークスゾーンやエーキリア症といったさまざまな病気が多く見られます。
サイトークスゾーンは、発熱や貧血、食欲不振などの症状を引き起こす原生動物です。
発病すると命にかかわります。
ミミダニ
ミミダニは、ごく小さなカニのような生き物で、
耳道に生息し、耳の分泌物や耳垢をかじります。
ミミダニはよく知られており、駆除も容易です。
ミミダニがいることを示すもっとも明らかな徴候は、
頭を振ったり、耳をひっかいたり、黒い粒状の耳垂れが出たりすることです。
シラミ
シラミは人間に引き起こすのと同じような症状をねこにも引き起こします。
かわいそうな猫は何度も身体を引っかいて、
毛を失ったり、被毛の光沢がなくなったりします。
幸いなことに、ノミは専用シャンプーで簡単に駆除できます。
ノミ、ダニ、ミミダニ、シラミなどの体外寄生虫は、
ねことスキンシップすることによって、簡単に見つけることができます。
ぜひ、グルーミングしたり、抱き上げて撫でてあげてください。
撫でながら、ねこをよく観察して、ノミやダニがいないか確認してください。
もしいたとしても、体外寄生虫は比較的簡単に駆除することができます。
なにより、ねこと触れ合うことは、ねこの健康管理において、
素晴らしい効果を発揮します。



